FOUNDNATION所属「KOSIO RAWMAN」講師のBREAKIN・WS!THE☆STAGEイベントレポート


2月11日(水)、横浜、港北にあるダンススタジオ[THE☆STAGE]でKOSIO RAWMAN(コシオ ローマン)氏による初心者向けBREAKIN・WSが行われました。
THE☆STAGEは初心者から上級者まで、子どもから大人までが安心してレッスンを行うことができるダンススクール。豊富なプログラムと充実した講師陣が魅力のひとつです。
今回は、THE☆STAGE港北で行われた初心者向けBREAKIN・WSを特別に取材させて頂きました!

講師紹介

講師は数々のテレビ出演、コンテスト優勝を始め、国内トップブレイクダンサーチームのFOUNDNATION(ファウンドネーション)でも活躍をしている、KOSIO RAWMAN(コシオ ローマン)。
ブレイクダンスの腕前はもちろん、ステップや表現を重視したダンススタイルで、個性を伸ばすレッスンを行っています。

イベントの様子

そんなKOSIO講師を招いたレッスンは16時から17時30分まで。1.5時間の特別ワークショップとして開催されました。
集まった人数は約20名。ブレイクダンスを経験したことがある人は数名程度、THE☆STAGEに訪れたことがない人も体験に訪れる盛況ぶり。
子どもから大人まで幅広く訪れ、親子連れの方も多い印象を受けました。

時間をかけて念入りに準備運動を済ますと、ブレイクダンスの基本となるステップを練習していきます。
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ステップはKOSIO RAWMAN講師が力を入れているスタイル。技とシルエット以上に、ダンスとしてのブレイクスタイルを確立しようとするKOSIO氏のレッスンでは、ステップを重視しているようです。

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ステップを終えた後は、フリ付け。フリ付けを行いながら、レッスンは進んでいきます。
参加者の皆さんも苦戦しつつも、楽しくブレイクのフリを身に付けて行っています。

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そして一通りのフリを実践して、振り付けは終わり。
最後のまとめとして、参加者で3つの円を作り、それぞれのグループで発表をしていく。ルールは簡単。必ず1人1回は発表をし、最後にはポーズを取る。発表は順番で回していき、全員が踊ったら終わりというルール。

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発表も終わり、記念撮影をして終わりました。
皆さん充実した時間を過ごせたようでした。

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インタビュー

本日のレッスンを担当してくれた、KOSIO RAWMAN講師に特別インタビューを行いました!
ブレイクダンサーとしての活動の経緯、背景、レッスンへの思い等をお聞きしたので、ぜひご覧ください。

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Q.KOSIO RAWMAN(コシオローマン)という名前はどういう意味なんですか?
KOSIO RAWMAN
元々は「B-BOY、KOSSY」という名前で、ブレイクダンサーとしてやっていたんです。でも、そういう枠は取払いたいと思ったことがありました。そのときに、自分が心から熱くなることは何だったんだろう、と考えたときに「ロマン」とか、「自由」、そういうものに反応していたなと思って、それを名前にしたんです。
「B-BOYダンサーのKOSSY」という枠を破って、B-BOYでも、なんでもない、個人としての「KOSIO」という、本来の自分、それとロマンを名前にしました。ただ、ロマンって直接的すぎるので「ローマン」。
ローって、ブレイクダンサー的には「イケてる」とか「生」という意味で、こいつはいけてるなってときに使ったりするんです。
「ローマン」「ローの男」とロマンをかけて、改名したんですよ。

Q.ロマン的なモノというのは、例えばどういうものなんですか?
KOSIO RAWMAN
何でもなんですけど、ダンスで世界を目指すというのはロマンだと思うし、子どもたちを育てるというのもロマンだと思います。あとは、「小塩」という名前にちなんで、塩を集めているんですよね。それもロマンだと思うんです。色んな種類の塩を探すのも、料理を作るのもロマンなんですよ。

言い方次第でもあって、ブレイクダンサーってB-boyって言うんですね。で、B-BOYだねってほめると思うんです。他にはロックンロールだね、パンクだね、とか。そういう言い方の一つとして、ロマンだね〜みたいな。

Q.名前にもいれるのは新鮮ですね。
KOSIO RAWMAN
そうですね。結局、自分の活動が広がっていくというか、「B-BOY KOSSY」だったら自分一人なんですね。でも、「KOSIO ROWMAN」なら、自分がロマンを発信していることになるし、自分の活動全てがロマンになっていくんですよ。
だから「RAWMAN」っていうのをイベントだったり、自分でオーガナイズするものにもいれたり。自分がやっているアパレルもそうなんですけど、結局RAWMANブランドを着ることで、RAWMAN、ロマンを注入されていて、自分に宿るというような感覚。そういう感覚を自分の活動にいれていくと。それがダンスじゃなくてもいいんですよ。だけど自分が今までやってきた、はまってきたものが、ダンスだったから、ダンスを中心にやっているんです。

Q.ダンスを始められたのはいつ頃なんですか?
KOSIO RAWMAN
僕は少し遅くて、ちゃんと始めたのは大学生の頃ですね。小学生の頃からテレビを見て憧れとかはあったんです。でも当時、地元が三重県なんですけど、三重県の中でもさらに田舎で。
ダンスの環境も、つながりも情報もないし、もちろんYouTubeもなくて、ビデオも探せないと。
そのときは学校で、テレビ見た友達と一緒にやってみたりしたんですけど、やっぱり無理だった。それを小中高で一回ずつくらいやって、諦めていたんです。
その後大学に進んで、愛知県、名古屋に行ったときに、ダンスをやってた人がいて、そのときにダンスへの憧れを思い出して、ダンスを始めたらはまっちゃったんです。

Q.それは友達とですか?
KOSIO RAWMAN
サークルに入ったんです。僕が大学に入る、1年前にダンスサークルが出来ていました。ただ、ブレイクダンスはなかったので、ブレイクの部門を作ってやってましたね。今も残っていると思いますよ。

Q.ブレイクが響いたというのはどうしてですか?
KOSIO RAWMAN
やっぱり、すごいと思ったからですね。回転系がやりたかったんです。でも、やっていく中で技だけではないっていうことに気づいて少しずつ変わっていきました。
音楽とのリンクや、自分のカタチを見つけること、スタイルですね。スタイル探しにはまって、途中からは回転系ばかりじゃなくて、マニアックな方に行きましたね(笑)
最近は一回りして、回転系は回転系で好きだと。覚えたいし、練習したいなと思っていますね。
ただ、やっぱりブレイクダンスの「技」よりも、「スタイル」をきわめて行きたいと思っています。
技だけじゃなくて、踊りとして昇華させていきたいですね。技を使った踊りとしてのブレイクダンス

Q.ブレイクダンスというと技のイメージがやはり強いですからね。それをスタイルとして見せていきたいと。
KOSIO RAWMAN

そうそう。スタイルはある程度自由なんです。技は理屈がないとできないじゃないですか。体の動きとか、こうなったらこうなるっていう。その上でシルエットとか、つなぎを工夫していく。
それに対して、立ちのステップとか、しゃがんでステップとか、それらはある程度表現のアレンジのしようがあると思うんです。
ステップとか、スタイルを自分の好きなように突き詰めていって、表現の枠があるような踊りを作っています。

最近はブレイクに限らず、ダンスでいうと他ジャンル、ダンスにかぎらず別の業界、ミュージシャン、画家とか、色んな人とコラボレーションをしていて。というのも、ブレイクダンスの中でビビッと来る本物って、割合が狭いじゃないですか。でも、他の領域と合わせたら本物はもっといる。自分のビビッと来る本物を業界を限らず探していくと、自分の視野、世界が広がるなと思うんです。

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Q.自分とは違う領域で何かを生み出そうと思ったきっかけは何ですか?
KOSIO RAWMAN
まずは、ブレイクダンスを突き詰める過程で音楽に凝ったんです。音楽を生で聞きたいと。最初はDJ、そこからミュージシャン。生で音楽を鳴らしている人と交流するのは面白かったですね。ダンスも生なので。
シーンは違えど、カルチャーっていうところでつながっている。その中で色んな人を、国内外問わず探すんです。その中で、海外に行くと、シーンの中の本物にも会えるし、日本を見つめ直すきっかけにもなると。
そういう風に、自分の中で面白いと思う方向に進んでいるうちに、他業界との交流だったり、日本文化の魅力を感じて、表現したいと思うようになったんです。

ブレイクダンサーって「アメリカ人になりたい」くらいアメリカに影響を受けるんです。でも実際にアメリカとか海外に行ってみると、日本の良さがどんどん見えてくるんです。
日本はご飯も美味しいし、気遣いの精神も魅力的です。日本文化の魅力をとても顕著に感じるようになるんです。

そういうときに、自分の考えがとても変わって、「何かになろう」と思っていたのが、「自分を探す」方がいいなと思ったんです。

それがダンスに出てきて、人の動きを真似するということから、自分の動きを作り出すとか、表現する、そういう風になってきたんです。
そのときに、自分の中でグッとくるものが増えてきて、色んな表現をするようになりました。

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Q.THE☆STAGEさんで定期的なレッスンは行われているんですか?
KOSIO RAWMAN
いえ、今回が初めてなんですが、港北のムラサキスポーツさんとのつながりが深いので、そこでTHE☆STAGEさんでワークショップをさせて頂いたという感じですね。

レッスンも色んなところでやっていたんですけど、少なくはなっていますね。基本的には子ども中心で、キッズ達を育てていきたいなと思っています。

Q.レッスンの難しさ、楽しさはどういう点にありますか?
KOSIO RAWMAN
子どもたちを上手くさせることが難しいですね。というのも、自分的にはダンスは自由に踊るものという感覚があるので、自分の好きなように、楽しく踊れればいいと思っているんです。
でも、ブレイクダンスは、動き自体の難易度が高いから、反復練習をさせなくてはいけない。
子どもたちの散漫な集中力をどうつなぎ止めて、反復練習をさせるかっていう。どうしたら子どもが集中して、成長するのかっていう本を読んだりして、慣れてきたんですけど、完璧とはいかないですね。
慣れてきた頃には自分の別の弱点が見つかって、修正して、繰り返して、教えていく感じですね。

楽しいときももちろんあって、子どもって発想が自由なんですよね。もちろん、全然違うことをしたり、普通のことをするときもあるんですが。
なんていうか、学校とかで社会の「普通」を押し付けられているように思うんです。でも、この教室では開放していいんだと。本当を出していいし、むちゃくちゃでもいいんだと。ただ、ブレイクダンスのルールに乗っ取りながら自由にやればいいんだという風にしたいですね。
自由にやってみて、自由に踊れるようになったら、自信も付いて、普段の学校生活でも自信がついて、人も変わると。そういう、人として成長できる教室にしたいと思いますね。

Q.最後に、今後の展望をお聞かせください。
KOSIO RAWMAN
第一にしたいのは、社会的地位を確立することですね。
ダンサーが急速に増えていても、職業としてはなかなか確立されていない。特に、ブレイクダンスはバックダンスとか振り付けもしにくいし、レッスンも少ないんです。
そういうこともあって、ブレイクダンサーは才能があってもやめる人が多いんです。そうじゃなくて、社会的地位を確立して、生計が立つようになれば、例えば結婚をしようと思って、私の彼はダンサーなんだけど、って親に言ったら心配されそうじゃないですか?それが大丈夫になる活動というか、動き方をしたいと思っています。自分の好きなダンスはもうやっているから、それをどうやって人に伝播させていくか、というところですね。
今は、自分が所属しているFOUNDNATIONっていうダンスクルーを大会で勝つことだけじゃなくて、知名度を高めて、自分たちの活動に賛同者をつけるように動きたいなと。チームのみんなと話して改めて決めたんです。
なので、メディアにも露出を増やして、自分たちのパフォーマンスも磨いて、世間への影響力を高めていきたいなと思っています。

▶︎THE☆STAGE&KOSIO RAWMAN氏の情報はこちら!
THE☆STAGEとは、初心者で安心してレッスンを受けることのできる、ダンススタジオ。レッスンと発表が同じ施設できるのが特徴!
ダンスを始めたい方、興味がある方はHPへ!

今回のWSのブログはこちら
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KOSIO RAWMAN氏はダンスに限らず、様々な表現活動にも専念されています。
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公式HP:http://www.rawman.jp/
Twitter:https://twitter.com/keepitkossy